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島根県安来市の広瀬絣センターにいってきました。

2015年1月31日 /

めっきり春らしくなってきた!ということで、今回は都会の喧騒を離れて、島根県は安来市の広瀬絣の里にいってきました。

広瀬絣センター

広瀬絣は、島根県指定の無形文化財に指定されています。島根県安来市広瀬町は、戦国時代に尼子氏の居城、江戸時代には松江松平藩の分藩があり、栄えていたようです。広瀬絣は、江戸時代後期、町医者である長岡謙祥(ながおかけんしょう)の妻、長岡貞子(ながおかさだこ)が伯耆国米子町から絣の伝授され、広瀬町に伝えたのが始まりとされています。明治時代には広瀬町の産業として発展し、「広瀬の大柄、備後の中柄、久留米の小柄」という評判を得て、全国に販路を広げていたようです。

機織り機

 

機織り機

さて、今回は広瀬絣センターに訪問しました。広瀬絣伝習所があるとのことで、一度訪れてみたかった施設です。自動ドアが開いてまず鼻孔をくすぐったのは蒅(すくも)の香り。部屋中にあの独特の香りが漂っています。そして、目に飛び込んだのは無数に並んだ機織り機。訪れた日も10数人の方が心地よい音を奏でていました。

藍甕(あいがめ)

そして独特な香りの正体はこちら。藍染め体験用の藍甕(あいがめ)がありました。蒅(すくも)は阿波藍を使っているとのこと。藍甕(あいがめ)の壁には、裾が藍色にそまった紙の振袖が祀ってありました。紺姫さんと藍の守り神だそうです。昔は、紺姫さんがヤキモチを焼くからということで、染め場は女人禁制だったようです。面白いエピソードです。※失礼にあたると思います。紺姫さんの写真は撮影しませんでした。

広瀬絣の歴史

今回は時間がなく、藍染め体験できませんでしたが、今年の夏は藍染めの自分で染めたTシャツで過ごす予定。再度チャレンジしますね。

 

広瀬絣センター
電話:0854-32-2575
所在地:島根県安来市広瀬町町帳775-1
開館時間:10時~17時
定休日:毎週水曜日
駐車場:あり