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藍の色合いを浮世絵で体感

2017年05月19日 /

 

浮世絵の絵師として有名な、歌川広重などの作品を集めた

『原安三郎コレクション 広重ビビッド』行って参りました。

 

広重晩年の代表作「名所江戸百景」や、「六十余州名所図会」

葛飾北斎「千絵の海」などが紹介されており

その実物の美しさは圧巻でした。

 

浮世絵の綺麗なブルーは、皆様ご存知のタデ藍を原料とする「藍色」

ベロ藍と呼ばれる原料を用いた二種類が用いられているんだそう。

 

また、世界的に有名な「ゴッホ、モネ、ルノアール」などの多くの画家たちに

さまざまな影響を与えたと言われています。

 

そんな日本の誇りとも言える浮世絵の中でも注目したいのが、

広重の「六十余州名所図会」

 

 

藍色が鮮やかな作品で広重の大胆な構図と色の使い方に惚れ惚れします。

 

日本人の美意識は今よりもずっとアバンギャルドですね。

大胆かつ繊細でとっても引き込まれてしまいました。

 

現在(2017.05.19)も展示は開催中という事です。

開催地は公式WEBサイトなどでご確認ください。