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藍を塗料に使ったクールな床

2017年04月18日 /

 

徳島県の大利木材株式会社は、

徳島杉と藍染料のコラボレーションによって生まれた『藍染杉・凛』という、

和風モダンな建築材料シリーズを展開中。

 

 

徳島杉とは1980年代頃より、

ブランド化を図るために徳島県産のスギに付けられた商品名の事をいいます。

特徴としては、優しい香り手触りが人に心地よさを与え、

耐久性にも優れているしっかりものなのだそう。

 

そんな徳島杉とコラボする藍は「すくも」と言われる染料を使って繊維を染めるため、

大きな板などへの施しが今までは難しかったのだとか。

そこで、かつて使われていた藍染の「沈殿藍」の技術を応用。

藍の染料を塗料に置き換えることに成功しました。

 

「沈殿藍」とは古くから日本で使われていた「すくも藍」の染料とは違い、

熱帯や亜熱帯、インドなどで古くから使用されていた染料と言われています。

 

こうして出来上がった『藍染杉・凛』は、オフィスのほか、

リビングやキッチンカウンターなどに活用するのも素敵です。

涼しげで優しい風合いの藍色が大変印象的な一室になること間違い無しですね。